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Google Whisk が4月30日に終了、AI画像ツールは Flow に統合へ

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GoogleのAI画像リミックスツール Whisk が2026年4月30日にサービスを終了し、統合型AIクリエイティブスタジオ Flow に移行されます。3月中にアセット移行が可能です。

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Whisk が終了、Flow に統合

Google の AI 画像リミックスツール「Whisk」が、2026年4月30日にサービスを終了します。Whisk の機能は、統合型 AI クリエイティブスタジオ「Flow」に移行されます。

同日に、テキストから画像を生成する「ImageFX」も終了します。

3月中であれば、Whisk や ImageFX で作成したアセットを Flow に移行できます。期限を過ぎると残存データは永久に削除されるので、早めの対応がおすすめです。

Whisk とは

Whisk は、2024年12月にローンチされた AI 画像生成ツールです。

通常の画像生成ツールとの違いは、テキストプロンプトの代わりに「画像」を入力として使えること。Subject(被写体)、Scene(背景)、Style(スタイル)の3つの要素に画像を指定するだけで、新しい画像をリミックスできました。

Gemini と Imagen 3 をベースにしており、Google Labs の実験的プロジェクトとして提供されていました。

一方の ImageFX は、テキストプロンプトから画像を生成する、より一般的な AI 画像ツールです。どちらも Google DeepMind の技術を活用していましたが、今回まとめて Flow に統合されることになりました。

統合先の Flow とは

Flow は、Google DeepMind のモデルを搭載した AI クリエイティブスタジオです。画像と動画の両方を扱える統合プラットフォームとして提供されています。

すでに15億以上の画像・動画が作成されており、140カ国以上で利用可能です。

主な機能

  • Nano Banana 画像モデル内蔵: 画像生成は無料で利用可能
  • ラッソ編集: 画像の一部を選択して編集
  • Draw-to-edit: 描画による直感的な画像編集
  • クリップ拡張: 動画クリップの長さを拡張
  • カメラモーション制御: 動画のカメラワークを指定

Flow は Google AI Pro または Ultra プランで利用できます。

移行スケジュールと対応方法

移行のスケジュールは以下の通りです。

2026年3月: アセット移行オプトイン開始

Whisk と ImageFX で作成したアセットを Flow に移行するオプトインが開始されています。AI クレジットは共通基盤のため、Flow でもそのまま利用できます。

2026年4月30日: Whisk・ImageFX 完全終了

この日をもって、Whisk と ImageFX は完全にサービスを終了します。残存データは永久に削除されます。

ユーザーがやるべきこと

  • 期限前にアセットをダウンロードまたは Flow に移行する
  • 特に気に入った作品がある場合は、ローカルにも保存しておく

注意点: Flow が利用できない地域のユーザーは、移行パスがありません。アセットのダウンロードだけは4月30日までに済ませておく必要があります。

Google の AI ツール統合の流れ

今回の統合は、Google が実験的に展開していた AI ツールを1つのプラットフォームに集約する動きの一環です。

個人的には、散在していた実験的ツールが1つのプラットフォームにまとまるのは歓迎です。Whisk で画像をリミックスして、ImageFX でテキストから画像を生成して、という使い分けが不要になります。

一方で、実験的ツールならではの気軽さが失われる面もあるかなと思います。Google Labs のツールは「試しに使ってみよう」という気持ちで触れるのが良かったんですよね。Flow は本格的なクリエイティブスタジオなので、少しハードルが上がる印象はあります。

とはいえ、画像生成が無料で使えるのは大きな魅力です。Nano Banana モデルによる画像生成が Flow に統合されたことで、テキストからの画像生成も画像リミックスも1つのツールで完結します。

まとめ

Whisk と ImageFX を利用している方は、4月30日までにアセットの移行またはダウンロードを済ませましょう。

Flow は画像・動画を統合的に扱える AI クリエイティブスタジオとして進化中です。画像生成が無料で使えるのは魅力的なので、まだ試していない方はこの機会に触ってみるのもいいかもしれません。


参考リンク:

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※当記事はKz class合同会社が作成しており、Google合同会社およびGoogle LLCとは関係ありません。記載内容は2026年3月時点の情報です。