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Google Workspaceに「AI Expanded Access」アドオンが登場。標準プランとUltraの間を埋める新しい選択肢

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Google Workspaceに「AI Expanded Access」という新しいアドオンが登場しました。標準プランに含まれるAI機能では足りないが、AI Ultra Accessまでは必要ない。そんなチーム向けの中間オプションです。

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3段階になったAIアクセス

Google Workspaceの高度なAI機能へのアクセスが、3段階の構成に変わりました。

これまでは「標準プランに含まれるAI」と「AI Ultra Access(旧Google AI Ultra for Business)」の2択でした。標準プランでも基本的なAI機能は使えますが、画像生成や動画生成をガッツリ使いたいチームにとっては物足りない。かといってUltraは最上位プランで、全員に配る必要はない。

この間を埋めるのが、今回登場した「AI Expanded Access」アドオンです。

プラン位置づけ
標準プラン基本的なAI機能を追加費用なしで利用可能
AI Expanded Access(新)パワーユーザー向けに利用上限を引き上げ
AI Ultra Access最も高い利用上限。コーディング、リサーチ、クリエイティブ作業を高頻度で行うスペシャリスト向け

AI Expanded Accessで何ができるか

AI Expanded Accessを追加すると、以下の高度なAI機能の利用上限が引き上げられます。

画像生成: Nano Banana ProによるAI画像生成を、Slides、NotebookLM、Geminiアプリでより多く利用できます。プレゼン資料やビジュアルコンテンツを頻繁に作成するチームには助かるアップデートです。

動画生成: Veo 3.1による動画生成を、VidsやGeminiアプリでより多く利用できます。AIアバターも使えます。マーケティングチームや広報担当など、動画コンテンツを日常的に制作している人向けです。

Geminiアプリ: Gemini 3 Proなど、最も高性能なモデルでのDeep Reasoningをより多く利用できます。

NotebookLM: より大きなソースライブラリを扱えるようになり、Audio OverviewやインフォグラフィックなどのAI生成コンテンツの出力回数も増えます。

Workspace Studio: 自動化の実行回数が増えます。メールのラベル付けから会議前のブリーフィング自動作成まで、ワークフローの自動化をより多く実行できます(現在ロールアウト中)。

音声翻訳: Meet会議中のリアルタイム音声翻訳をより多く利用できます。話者のトーンや声を維持したまま翻訳してくれる機能です(現在ロールアウト中)。

プロモーション期間の終了に注意

ここが重要なポイントです。

現在、BusinessプランとEnterpriseプランのユーザーは、Nano Banana Proでの画像生成やVeo 3.1での動画・AIアバター生成を、プロモーションとして高い利用上限で使えています。

このプロモーションは2026年3月1日に終了します。

3月以降も同じレベルで使い続けたい場合は、AI Expanded Accessアドオンの購入が必要になります。

すでにこれらの機能を業務で活用しているチームは、3月までにアドオンの購入を検討したほうがよいでしょう。突然使えなくなって業務に支障が出る、という事態は避けたいところです。

対象プラン

AI Expanded Accessアドオンを購入できるのは、以下のプランです。

  • Business Standard / Plus
  • Enterprise Standard / Plus

Business StarterやFrontlineプランは対象外です。

管理者の対応

管理者は、組織内の特定ユーザーにAI Expanded Accessのライセンスを割り当てられます。全員に配る必要はなく、パワーユーザーだけに付与する運用が想定されています。

管理コンソールの「生成AI > Geminiレポート」で、機能別・ユーザー別・アプリ別のAI利用状況を確認できます。まずは現在の利用状況を把握して、誰にライセンスが必要かを判断するのがよさそうです。

ライセンスを割り当てられたユーザーには、Geminiアプリ、NotebookLM、Flowで「Expanded」バッジが表示されるので、自分がどのプランなのかはすぐに分かります。

標準プランの機能は変わらない

念のため補足しておくと、標準プランに含まれているAI機能は今後も変わりません。

MeetのAIメモ機能、Gmailの「Help me write」、Docsの「Help me create」などは、追加費用なしで引き続き利用できます。これらの基本的なAI機能の利用上限は、多くのチームにとって十分な水準に設定されているとのことです。

今回のアドオンは、あくまでも「もっと使いたい」パワーユーザー向けの選択肢です。

どう判断するか

正直なところ、具体的な利用上限の数値は公開されていません。「標準」「Expanded」「Ultra」でそれぞれどれくらい使えるのか、Help Centerで確認してください。

判断のポイントとしては、こんな感じでしょうか。

アドオン不要なケース: AI機能をたまに使う程度。画像生成や動画生成を頻繁には使わない。MeetのAIメモやGmailの文章支援が使えれば十分。

AI Expanded Accessが向いているケース: 画像生成や動画生成を週に何度も使う。NotebookLMでの調査業務が多い。Workspace Studioで自動化を回している。

AI Ultra Accessが向いているケース: コーディング、リサーチ、クリエイティブ作業でAIを1日中使い倒す。最も高い利用上限が必要なスペシャリスト。

まずは管理コンソールのGeminiレポートで現在の利用状況を確認して、標準プランの上限に近づいているユーザーがいないか確認するのが第一歩です。


参考リンク:

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