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NotebookLMのノートブックをGeminiアプリのソースとして使えるようになった

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NotebookLMで作成したノートブックをGeminiアプリで直接参照できるようになりました。調査資料を読み込んだNotebookLMの知識ベースを活かしながら、Geminiの高度な会話機能やコンテンツ生成機能を使えます。

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NotebookLMとGeminiが連携

NotebookLMで作成したノートブックを、Geminiアプリのソースとして追加できるようになりました。

これまでNotebookLMとGeminiは、それぞれ独立したツールでした。NotebookLMは資料を読み込んで質問に答えてくれるリサーチ用ツール。Geminiは汎用的な会話AIで、文章作成やアイデア出しに強い。どちらも便利ですが、連携して使うことはできませんでした。

今回のアップデートで、この2つが繋がりました。NotebookLMにPDFやGoogleドキュメントを読み込んでおけば、その内容をGeminiアプリ内で直接参照できます。

何がうれしいのか

NotebookLMの良いところは、ソースを読み込んでおけば、その内容に基づいた回答を得られること。しかも、どのソースから情報を引っ張ってきたのか明示してくれます。

一方、Geminiの良いところは会話の自由度です。「この内容をメールの形式で書いて」「スライド用にポイントをまとめて」といった指示にも柔軟に対応してくれます。Canvas、Veo、Deep Researchといったツールも使えます。

この2つを組み合わせると、NotebookLMに蓄積した専門知識をGeminiの機能で加工できるようになります。

たとえば、調査報告書を作成するとき。これまでは、NotebookLMで情報を確認してから、Geminiに移動して文章を作成する、という二段構えの作業が必要でした。今回の機能を使えば、Gemini上で「このノートブックの内容をもとに報告書の下書きを作って」と頼むだけで済みます。

使い方

GeminiアプリでNotebookLMを使うには、チャット画面の入力欄にある「+」ボタンをクリックして、NotebookLMを選択します。

事前にNotebookLMでノートブックを作成しておく必要があります。PDFやGoogleドキュメント、ウェブサイトのURLなどをソースとして読み込んでおきましょう。

具体的には、こんな使い方ができます。

  • ノートブックの内容に基づいてコンテンツを作成する
  • Gem(Geminiのカスタム設定)にノートブックを追加する
  • Canvas、Veo、Deep Researchなど、Geminiの各種ツールとノートブックを組み合わせる

管理者向けの注意点

この機能を使うには、管理者がNotebookLMを有効にしておく必要があります。Geminiアプリの設定とは別に、NotebookLMのサービス設定が必要です。

注意点として、NotebookLMをGemini内で使う場合、NotebookLMのコンプライアンス認証が適用されます。Geminiアプリのコンプライアンス認証とは異なる場合があるので、組織のセキュリティ要件を確認しておくとよいでしょう。

詳細はGoogle Workspace Privacy Hubで確認できます。

利用できる環境

この機能は、ほぼすべてのユーザーが利用できます。

  • すべてのGoogle Workspaceプラン
  • Google Workspace Individual
  • 個人のGoogleアカウント

ロールアウトは2026年1月20日から段階的に開始しています。最大15日程度で全ユーザーに展開される予定です。

実際に使ってみて考えたいこと

正直なところ、どこまで実用的に使えるかは試してみないと分かりません。

NotebookLMの精度は、読み込むソースの質に依存します。雑多なPDFを大量に放り込んでも、うまく情報を引き出せないかもしれません。ソースの選定と整理が、この機能を活かす鍵になりそうです。

また、NotebookLMとGeminiでそれぞれ別のコンプライアンス認証が適用される点は、企業ユーザーにとっては確認が必要なポイントです。特に機密性の高い情報を扱う場合は、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

とはいえ、リサーチツールと会話AIの連携は便利そうです。日々の業務でNotebookLMを活用している方は、試してみる価値はあると思います。


参考リンク:

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