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Google Chat、知らない人からのメッセージを制限できる設定が追加されました

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Google Chatで、外部の知らない相手からの1対1チャットやスペースへの招待をブロックできる設定が追加されました。正当な連絡はそのまま、スパム的な招待だけを防ぎたい方向けの機能です。

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外部からの招待が増えていませんか

Google Chatで外部連携を有効にしていると、組織外の人からダイレクトメッセージやスペースへの招待を受け取ることがあります。

取引先や顧客からの連絡であれば問題ありません。ただ、中には営業的なアプローチや、まったく心当たりのない相手からの招待もあるかもしれません。

そういった「知らない人からの連絡」を制限できる設定が、Google Chatに追加されました。

どんな設定か

Chatの設定画面に、外部からの招待を制限するオプションが追加されました。

この設定をオンにすると、組織外から連絡できるのは「過去にやり取りしたことがある人」または「連絡先に登録されている人」だけになります。それ以外の相手からの招待は、自動的にスパムフォルダに送られます。

制限の対象は選べます。1対1のダイレクトメッセージだけを制限する、スペースへの招待だけを制限する、両方を制限する、という形で設定できます。

デフォルトは「制限なし」のままなので、今までどおり誰からでも招待を受け取れます。自分で設定を変更しない限り、動作は変わりません。

同じ組織内の人は対象外

この設定が影響するのは、組織外からの連絡だけです。

同じドメインのユーザー同士であれば、過去にやり取りがなくても、連絡先に登録されていなくても、通常どおりメッセージを送れます。社内コミュニケーションには影響しません。

どんな人に向いているか

外部との連携を使っているけど、不要な連絡を減らしたい

Google Chatで外部連携を有効にしている組織は増えています。取引先とのやり取りをメールからChatに移行した、という話もよく聞きます。

ただ、外部連携を開けていると、営業メールのように「知らない相手からの連絡」が入ってくることもあります。そういった連絡を減らしたい場合に、この設定が使えます。

取引先は限られているので、新規の連絡は基本的に不要

取引先が固定されていて、新しい外部の人から連絡が来ることはほぼない、というケースもあるでしょう。

その場合、この制限をオンにしておけば、既存の取引先とは問題なくやり取りできつつ、見知らぬ相手からの招待はブロックできます。

注意したいこと

正当な連絡もスパム扱いになる可能性

この設定をオンにすると、「初めて連絡する相手」からのメッセージはすべてスパムに送られます。

新しい取引先から連絡が来たとき、相手がまだ連絡先に登録されていなければ、その招待はスパムフォルダに入ってしまいます。スパムフォルダを定期的に確認するか、事前に連絡先を登録しておく必要があります。

管理者側で制御できない

この機能に管理者向けのコントロールはありません。

組織として「全員この設定をオンにする」「この設定を使わせない」といった制御はできず、各ユーザーが自分で設定を選ぶ形になります。組織としてポリシーを決めたい場合は、社内ガイドラインで周知する形になりそうです。

スパムフォルダの確認を忘れずに

制限をオンにしたら、たまにスパムフォルダを確認することをおすすめします。

本来受け取るべきだった連絡が埋もれていないか、チェックしておくと安心です。

対象ユーザー

すべてのGoogle Workspaceエディション、Workspace Individual、個人のGoogleアカウントで利用可能です。

ロールアウト

Rapid ReleaseドメインとScheduled Releaseドメインの両方で、2025年12月16日から展開が始まっています。1〜3日で全ユーザーに反映される予定です。


参考リンク: