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GeminiのAI会話を公開リンクで共有できる管理者設定が追加

📖 4分で読めます

Google Workspace管理者がGeminiアプリの会話共有を組織内で許可できるようになりました。デフォルトはオフ。ドメイン・OU・グループ単位で有効化でき、機密情報の取り扱いに注意が必要です。

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はじめに

「Geminiとのやりとりで良い回答が出たので、チームに共有したい」

そんな場面はありませんか?

これまでGeminiアプリで会話を公開リンクとして共有する機能は、個人のGoogleアカウントユーザーのみに提供されていました。2026年3月のアップデートで、Google Workspaceの仕事用・学校用アカウントでも利用できるようになりました。

ただし、デフォルトはオフです。管理者が設定を有効にすることで、組織内のユーザーが会話の共有リンクを作成できるようになります。

今回のアップデートとは

共有リンクでできること

  • 会話全体(プロンプトと回答)をURLで共有できる
  • リンクを受け取った人は、自分のアカウントがなくても内容を読める
  • リンクを受け取った人が、さらに別の人へ転送できる
  • リンクを受け取った人が、その会話の続きをGeminiで行うことができる(Gemsで作成した会話や18歳未満ユーザーの会話を除く)

個人アカウントのユーザーが以前にGeminiアプリで作成した公開リンクは、削除しない限り引き続きアクセス可能です。

管理者が設定する方法

デフォルト設定

公開リンクによる会話共有は、デフォルトでオフに設定されています。

管理者が明示的に有効にしない限り、組織内のユーザーは会話の公開リンクを作成できません。

設定の場所

管理コンソールで、以下の単位で設定できます。

単位内容
ドメイン全体組織全体で有効化
組織部門(OU)部門ごとに有効化
グループ特定グループのみ有効化

ヘルプセンターに詳細な手順が掲載されています。

対象ユーザー

  • Google Workspaceのお客様(Gemini for Google Workspaceアドオンをご利用の場合)
  • Workspace Individualサブスクライバー
  • 個人のGoogleアカウントユーザー(サインイン済み)

ロールアウト

Rapid ReleaseドメインとScheduled Releaseドメインの両方で、2026年3月5日より利用可能です。

中小企業での活用シーン

業務ノウハウの横展開

Geminiとのやりとりで得た良い回答や業務に使えるプロンプトを、チームメンバーへURLで共有できます。メールやチャットにリンクを貼るだけで、同じ内容をそのまま共有できます。

社外への説明資料として

取引先やお客様への説明でGeminiを使って整理した内容を、リンクとして渡すことができます。相手がGoogleアカウントを持っていなくても内容を確認できます。

管理者視点:共有範囲のコントロール

デフォルトがオフなので、全社一律ではなく、一部の部門やチームだけ有効にするといった運用も可能です。まずパイロット部門で試してから全社展開、という進め方もできます。

注意点

機密情報の扱い

公開リンクを作成すると、リンクを知っている人は誰でも内容を閲覧できます。社内の機密情報や外部に出してはいけないデータを含む会話の公開リンクは作成しないよう、ユーザーへの周知が必要です。

管理者は利用ポリシーの整備を

この機能を有効化する前に、「どのような情報を共有してよいか」「共有リンクをどのように管理するか」といった社内ポリシーを整備しておくことをおすすめします。

リンクの削除

不要になったリンクや誤って作成したリンクは、Geminiアプリから削除できます。削除後はアクセスできなくなります。

まとめ

  • GeminiアプリのAI会話を公開リンクで共有できるようになった
  • 対象はGoogle Workspaceの仕事用・学校用アカウント(個人アカウントは以前から対応済み)
  • デフォルトはオフ。管理者がドメイン・OU・グループ単位で有効化できる
  • リンクを知っている人は誰でも閲覧・転送・会話継続が可能なため、機密情報の取り扱いに注意が必要
  • 2026年3月5日より利用可能(Rapid Release・Scheduled Release両対応)

有効化を検討する場合は、社内ポリシーの整備とユーザーへの周知を先に行うことをおすすめします。


参考リンク:


※当記事はKz class合同会社が作成しており、Google合同会社およびGoogle LLCとは関係ありません。記載内容は2026年3月時点の情報です。