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Google Vids: テレプロンプターなど3つの編集機能が全ユーザーに開放

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Google Vidsの読み上げテレプロンプター、トランスクリプトトリム、スタイル付き字幕の3機能が、Workspaceエディションを問わずすべてのユーザーに開放されます。プロモーション期間終了後もアクセスを維持でき、Frontlineや教育プランにも初めて提供されます。

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要約

Google Vidsの読み上げテレプロンプター、トランスクリプトトリム、スタイル付き字幕の3機能が、Workspaceエディションを問わずすべてのユーザーに開放されます。これまで主に有料プランのユーザー向けだった機能で、プロモーション期間中のエディションは終了後もアクセスを維持できます。FrontlineやEducation Fundamentalsなど、これまでアクセスできなかったエディションにも初めて提供されます。

有料プラン限定だった機能が全員に

Google Vidsは、情報共有やストーリーテリングを動画で行うためのツールです。プレゼン資料やドキュメントでは伝わりにくい内容を、動画で伝えられるのが特徴ですね。今回のアップデートで、より多くのユーザーがプロフェッショナルな動画を作れるようになります。

開放される3つの機能

読み上げテレプロンプター(Read-along teleprompter)

録画スタジオでスクリプトを表示しながら撮影できる機能です。話す速度に合わせてスクリプトが自動スクロールするので、カメラから目を離さずに自然な話し方で録画できます。

台本を覚えきれないときや、正確な説明が必要なときに重宝します。紙のメモをチラチラ見ながら録画するのとは、仕上がりが全然違いますよ。

トランスクリプトトリム(Transcript trim)

動画のトランスクリプト(文字起こし)上で、不要な部分を直接削除できる編集機能です。タイムライン上で「ここからここまで」と範囲を指定する一般的な編集方法とは異なり、テキストベースで編集できるのがポイントです。

「えーと」「あのー」といった不要な発話や、沈黙部分をトランスクリプトから削除するだけで、該当部分が動画からもカットされます。動画編集の経験がなくても直感的に使えますね。

スタイル付き字幕(Styled captions)

動画に直接レンダリングされる字幕を、複数のビジュアルスタイルから選んで適用できる機能です。字幕を付けることでアクセシビリティが向上し、音声なしでも内容が伝わる動画を作れます。

この機能については以前別の記事で詳しく紹介しています。今回のアップデートで、利用できるユーザーの範囲が広がった形です。

何が変わるのか

今回のアップデートのポイントは、機能そのものが新しくなるわけではなく、アクセスできるユーザーの範囲が広がるという点です。

プロモーション期間中のユーザー

Business Starter、Enterprise Starter、Google for Nonprofits、Education Plus、Teaching and Learningアドオンなどが対象です。現在プロモーション期間中のこれらのエディションでは、2026年5月のプロモーション終了後も機能を引き続き利用できます。

「プロモーションが終わったら使えなくなるかも」という心配は不要です。

新たにアクセス可能になるユーザー

FrontlineやEducation Fundamentalsなど、これまでこれらの機能にアクセスできなかったエディションのユーザーにも、初めて提供されます。

つまり、Workspaceのエディションに関係なく、全員が同じ動画編集機能を使えるようになるということです。

管理者向けの情報

これら3つの個別機能に対する管理者コントロールはありません。Google Vids自体のオン・オフは管理コンソールから設定できますが、テレプロンプターやトランスクリプトトリムだけを無効にできません。

組織としてGoogle Vidsを有効にしていれば、録画スタジオやエディターを使う際に自動的にこれらの機能が利用可能になります。

Kz Point

中小企業での活用度: 3/5

正直なところ、Google Vids自体がまだ日本語環境では発展途上です。AIアバターの日本語対応がまだだったり、テンプレートが英語中心だったりと、日本の中小企業がすぐに本格活用するにはハードルがあります。

ただ、テレプロンプターとトランスクリプトトリムは言語に依存しない機能なので、日本語での録画・編集にも問題なく使えます。社内向けの説明動画や研修コンテンツを作る際に、専門的な動画編集ソフトを使わずにブラウザだけで完結できるのは便利ですね。

これまで有料プラン限定だった機能が全員に開放されるのは、Googleが「Vidsを広く使ってもらいたい」という方向に舵を切った表れだと思います。今後の日本語対応の拡充に期待したいところです。

ロールアウト

Rapid Releaseドメインでは2026年2月2日から完全展開が始まっています(機能表示まで1〜3日)。Scheduled Releaseドメインでは2026年2月20日から段階展開が開始されます(機能表示まで最大15日)。

対象ユーザー

  • すべてのGoogle Workspaceユーザー
  • Workspace Individualの登録ユーザー
  • 個人のGoogleアカウントユーザー

参考リンク

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