Google Vidsが縦型動画に対応。画像とプロンプトからSNS向けショート動画を生成
Google VidsのIngredients to Video機能がVeo 3.1で縦型(ポートレート)動画の生成に対応しました。参照画像と簡単なプロンプトから、SNS向けのショート動画を作成できます。
要約
Google VidsのIngredients to Video機能がVeo 3.1で縦型(ポートレート)動画の生成に対応しました。参照画像と簡単なプロンプトを入力するだけで、SNS向けのショート動画を自動生成できます。2026年1月13日からロールアウト開始で、ほとんどのWorkspaceプランで利用可能です。
縦型動画を作りたい、でも編集は大変
SNSでの動画投稿が当たり前になりました。TikTokやInstagram Reels、YouTube Shortsなど、縦型のショート動画が主流です。
ただ、縦型動画を作るのは意外と手間がかかります。撮影時にスマホを縦に持つことを意識したり、編集ソフトでアスペクト比を調整したり。本業の傍らで動画を作っている人にとっては、この手間が地味に負担になっていることもあるかもしれません。
Google Vidsの「Ingredients to Video」機能が、縦型動画の生成に対応しました。
Ingredients to Video とは
Ingredients to Videoは、Google Vidsに搭載されているAI動画生成機能です。参照画像と簡単なプロンプト(テキスト指示)を入力すると、短い動画クリップを自動生成してくれます。
今回のアップデートで、縦型(ポートレート)の動画が作れるようになりました。これまでは横型(ランドスケープ)のみでしたが、SNS向けのフォーマットにも対応した形です。
Veo 3.1というGoogleの動画生成AIモデルが使われていて、以下のような特徴があります。
- テンポの速いカット割りで、視聴者の興味を引く動画を生成
- 音声もリアルに生成(BGMや効果音)
- オブジェクト、キャラクター、背景の一貫性を維持
- 参照画像の要素を動画に反映
どんな場面で使えそうか
SNS投稿用の動画
新製品の紹介、イベント告知、サービス説明など、SNSに投稿するショート動画を手軽に作れます。商品画像とプロンプトを入力するだけで、動きのある動画に変換できます。
編集ソフトを使わなくても、ある程度形になった動画が出てくるのは便利です。
プレゼン資料のアクセント
Google Vidsはプレゼンテーションツールでもあるので、スライドに動画を組み込む使い方もできます。静止画だけの資料よりも、動きがあると印象に残りやすいかもしれません。
アイデア出しの段階
本格的な動画制作の前に、イメージを固めるためのラフとして使うこともできそうです。「こんな感じの動画を作りたい」というビジョンを関係者と共有するときに役立ちます。
制限事項
AI生成の動画なので、いくつか気をつける点があります。
- 生成される動画は「短いクリップ」です。長尺の動画には向いていません
- プロンプトの書き方によって結果が大きく変わります。思い通りの動画を作るには試行錯誤が必要です
- 複雑なシーンや細かい動きの指定は難しい場合があります
また、Google Vids自体がまだ新しいサービスで、日本語対応や日本での実運用事例はまだ限定的です。
対象プラン
以下のGoogle Workspaceプランで利用できます。
- Business Starter、Standard、Plus
- Enterprise Starter、Standard、Plus
- Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
- Nonprofits
- Education Plus、Teaching and Learning Upgrade
- Google AI Pro / Ultra(教育機関向け)
ただし、一部のプランは2026年5月31日までの一時的なアクセスです。対象はBusiness Starter、Enterprise Starter、Nonprofit、Education Plus、Teaching and Learning Upgrade。継続利用にはプランのアップグレードが必要になる可能性があります。
ロールアウト
2026年1月13日から展開が始まっています。Rapid ReleaseドメインとScheduled Releaseドメインの両方が対象で、1〜3日程度で機能が表示されるようになります。
Kz Point
中小企業での活用度: 2/5
Google Vids自体がまだ日本で広く使われているサービスではなく、実運用のハードルは高めです。SNS動画を内製したい企業にとっては将来的に選択肢になりえますが、現時点では「試してみる」程度の位置づけでしょう。
まずはGoogle Vidsの基本的な操作に慣れてから、AI動画生成を試してみるのがよさそうです。
まとめ
- Google VidsのIngredients to Video機能が縦型動画に対応
- Veo 3.1で参照画像とプロンプトから動画を自動生成
- SNS投稿、プレゼン、アイデア出しなどに活用可能
- 2026年1月13日からロールアウト開始
- 一部プランは2026年5月31日までの一時アクセス
参考リンク: