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Google Workspace週次アップデートまとめ(2026年1月23日)

今週のGoogle Workspaceアップデート7件をまとめ。Chatのメッセージ転送機能やAsk GeminiのMeet拡張、Google Vidsの字幕スタイリングなど、コミュニケーションとAI活用を強化するアップデートが揃いました。

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今週のアップデート概要

2026年1月23日週のGoogle Workspace Updatesブログで発表されたアップデートをまとめてお届けします。

今週はChat関連のアップデートが2件、Meet関連が2件と、コミュニケーションツールの機能強化が目立ちます。待望のメッセージ転送機能がChatに追加されたほか、Ask GeminiがBusiness Standardプランにも拡大されました。

1. Google Chatでメッセージ転送が可能に

先週個別にお伝えした内容ですが、Chatでメッセージを転送できるようになりました。

これまで別の会話に情報を共有したいとき、テキストをコピペしたりスクリーンショットを撮っていた手間がなくなります。転送されたメッセージには元の送信者名と送信元の会話名が表示されるので、どこから来た情報かがすぐ分かります。

ただし、社内専用の会話から外部ユーザーを含む会話への転送はできないなど、いくつか制限があります。

詳しい解説記事を読む

2. カレンダーで所有セカンダリカレンダーが自動表示

先日発表されたセカンダリカレンダーの管理改善に続く変更です。

自分が所有するセカンダリカレンダーは、カレンダー一覧に自動的に表示されるようになりました。設定ページのカレンダー一覧で確認できます。

これまで、作成したセカンダリカレンダーが一覧から消えてしまい、どれが自分のものかわからなくなることがありました。今回の変更で、所有カレンダーの管理がしやすくなります。

地味な改善ですが、複数のカレンダーを運用している人には嬉しいアップデートです。

3. NeatがGoogle Meet認定ハードウェアパートナーに

Neatが、Google Meetのハードウェアエコシステムに認定パートナーとして参加しました。

Google Meetは、分散チーム間のコミュニケーションを支援するハードウェアの拡充を進めています。今回のNeatの認定により、Workspace顧客が選べるビデオ会議デバイスの選択肢が増えました。

Neatは、コンパクトなデザインと使いやすさで定評のあるビデオ会議デバイスメーカーです。すでにZoomやMicrosoft Teamsの認定を受けており、今回Google Meetにも対応したことで、マルチプラットフォーム環境でも導入しやすくなりました。

ハードウェア投資を検討している組織は、選択肢の1つとして候補に入れてみてはいかがでしょうか。

4. GeminiレポートでMeet利用状況を確認

管理者向けのGeminiレポートダッシュボードで、Google Meetの利用状況指標が確認できるようになりました。

「Gemini usage per interaction」セクションに表示され、組織がMeet内のGemini機能からどれだけ価値を得ているかを把握できます。

Ask GeminiやTake notes for meなど、Meet内のGemini機能を有効化している組織にとって、実際にどれだけ活用されているかを数値で確認できるのは有用です。「機能は入れたけど使われているのか?」という疑問に答えるデータとして活用できます。

5. Chat AppsでOAuth同意が細分化

Apps Scriptで作られたGoogle Workspace Add-onsとしてのChat Appsで、より細かいOAuth同意画面がサポートされるようになりました。

以前、Web AppsやAdd-onsへの拡大をお伝えしましたが、今回はChat Appsも対象になりました。ユーザーが必要な権限だけを選択して許可できるようになります。

Chat App開発者の方は、ScriptAppクラスやAuthorizationInfoクラスを使って、付与されたスコープを確認する実装を検討してください。

OAuthの細分化について詳しく読む

6. Ask GeminiがBusiness Standardにも拡大

Meet内でGeminiに質問できる「Ask Gemini」機能が、より多くのユーザーに展開されます。

今回の拡大内容は3つあります。

  • Business Standard顧客も利用可能に
  • 追加言語のサポート
  • モバイルデバイスでも利用可能に

2025年9月に登場したAsk Geminiは、会議中にGeminiへ質問できる機能です。これまでEnterprise系プランが中心でしたが、Business Standardにも拡大されることで、中小企業でも活用しやすくなりました。

モバイル対応も大きなポイントです。外出先や移動中の会議参加でも、Geminiの支援を受けられるようになります。

7. Google Vidsで字幕のスタイル設定が可能に

Google Vidsに字幕のスタイル設定機能が追加されました。

アニメーション付きの字幕が作成でき、音声やメディア要素と自動的に同期されます。日本語を含む30言語に対応しているのは嬉しいポイントです。

自動生成された字幕に誤字・脱字があった場合は、直接編集して修正できます。

現時点では教育機関向けプランが主な対象ですが、一般企業向けプランでも順次利用可能になる見込みです。

詳しい解説記事を読む

今週のハイライト

今週のアップデートを振り返ると、いくつかの傾向が見えてきます。

Chatの実用性向上: メッセージ転送機能とOAuth細分化の2件がChatに関連しています。特にメッセージ転送は、SlackやTeamsでは当たり前だった機能がようやくChatにも追加された形です。日常的にChatを使っている組織では、情報共有の効率が上がりそうです。

Gemini機能の裾野拡大: Ask GeminiがBusiness Standardにも拡大され、中小企業でもMeet内のAI支援を受けやすくなりました。管理者向けのレポート機能と合わせて、「入れて終わり」ではなく活用状況を確認しながら運用できる環境が整ってきています。

地味だけど嬉しいカレンダー改善: 所有セカンダリカレンダーの自動表示は、複数カレンダーを運用している人にとっては地味に助かる改善です。カレンダー周りは最近少しずつ改善が進んでいますね。

まとめ

今週はChat関連とMeet関連のアップデートが充実した週でした。

Chatのメッセージ転送機能は、他のチャットツールに追いついた形ですが、日常使いで便利な機能です。Ask GeminiのBusiness Standard拡大は、中小企業でのAI活用を後押しする動きとして注目です。

来週もアップデートがあればお届けします。

参考リンク