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Google Meetの会議室ハードウェアがPexip経由でSIP会議に参加可能に。DTMF・パスコード入力にも対応

Google Meetのルームハードウェアが、Pexipのゲートウェイを通じてSIP互換プラットフォームの会議に参加できるようになりました。DTMF操作やパスコード入力に対応し、管理者はドメイン・OU・グループ単位で有効・無効を制御できます。対象や設定、提供時期をまとめます。

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何が変わったか

Google Meetの会議室ハードウェアが、Pexipのインターオペラビリティゲートウェイ経由でSIP互換プラットフォームの会議へ参加できる ようになりました。

これまでMeetのルームデバイスは、基本的にGoogle Meetの会議に参加するためのものでした。今回のアップデートで、Pexipのゲートウェイを間に挟むことで、SIPに対応した他社のビデオ会議にもルームデバイスからつなげられます。

会議への参加操作もハードウェアのボタンでできます。具体的には、次の2つに対応しました。

  • DTMF(トーン信号) の入力。「1を押して挙手」といった音声ガイダンス(IVR)の操作に使います。
  • 会議パスコード の数字キー入力。パスコードで認証するタイプの会議に参加できます。

対応デバイスとPexipの前提

対応するのは、AndroidおよびChrome OSをベースとするMeetの会議室ハードウェア です。

注意したいのは、この機能を使うには Pexipの購読が別途必要 な点です。Google Workspace側の契約だけで完結するものではなく、Pexipのゲートウェイを利用する前提の連携になります。すでにPexipを導入してSIP環境に接続している組織向けの機能だと考えれば、イメージしやすいでしょう。

管理者の設定(既定はオフ)

この機能は 既定でオフ です。管理者が明示的に有効化しない限り使えません。

有効・無効は、次の単位で制御できます。

  • ドメイン単位
  • 組織部門(OU)単位
  • グループ単位

SIP機能専用の管理設定が用意され、他のPexip統合とは分離して管理できます。「まずは特定の部署や拠点だけで試す」といった段階的な展開もしやすい構成です。使わない組織では、既定のオフのままなら特に対応は不要です。

エンドユーザーの使い方

利用者側に、この機能のための個別設定はありません。

管理者が有効化していれば、会議室のアジェンダ(予定表)から シングルタッチ でSIP通話に参加できます。パスコードやIVRが必要な会議でも、前述のパスコード入力・DTMF操作にハードウェアが対応しているため、ルームデバイスだけで一連の操作が完結します。

対象プランと提供スケジュール

対象は、Google Meetのハードウェアを保有するすべてのGoogle Workspaceのお客様 です。特定のエディションに限定された機能ではありません。ただし前述のとおり、別途Pexipの購読が必要です。

提供スケジュールは、Rapid ReleaseとScheduled Releaseの両ドメインで2026年7月6日から段階展開 です。全体への反映には最大15日ほどかかる場合があります。

中小企業にとっての位置づけ

正直なところ、この機能は Meetのルームハードウェアと有料のPexip購読の両方を持つ組織向け で、多くの中小企業にそのまま当てはまるものではありません。会議室デバイスを導入しておらず、SIP環境も使っていなければ、今回のアップデートで対応すべきことは特にありません。

一方で、他社のビデオ会議システムが社内に残っていて、Meetのルームデバイスから横断的につなぎたいといったケースでは選択肢になります。該当しそうな環境があるなら、まずは特定のOU・グループだけで有効化して試すのが無難です。


参考リンク:


本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。

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