Google Chatに「Discoverable(発見可能)」スペースが登場。見つけてもらえて、参加は承認制
Google Chatのスペースに、招待制・公開に次ぐ第3のアクセスタイプ「Discoverable(発見可能)」が追加されました。組織内の一覧には表示されるものの、会話やメッセージはオーナー・マネージャーが参加リクエストを承認するまで非公開のまま。社内コミュニティやプロジェクトチームの運営に向いた機能で、管理者設定は不要、すべてのGoogle Workspace顧客が対象です。
何が変わったか
Google Chatのスペースに、新しいアクセスタイプ 「Discoverable(発見可能)」 が加わりました。
これまでGoogle Chatのスペースには、大きく分けて2種類のアクセス設定がありました。
- 招待制(制限付き・private) — 招待された人だけが参加でき、スペースの存在や中身は外から見えない
- 公開(open) — 組織内の誰でも自由に参加できる
今回追加された Discoverable は、この2つの中間にあたる第3の選択肢です。スペースは組織内のスペース一覧(browse)に表示されて 見つけてもらえる 一方で、会話履歴やメッセージは オーナー・マネージャーが参加リクエストを承認するまで非公開 に保たれます。
「存在は知ってもらいたいけれど、中身は参加を認めた人にだけ見せたい」という、発見されやすさとプライバシーを両立させた設定です。
誰に影響するか
対象は すべてのGoogle Workspace顧客 です。特定のエディションに限定された機能ではありません。
特に向いているのは、従業員リソースグループ(ERG)・社内委員会・プロジェクトチーム など、組織内で存在を知ってもらいつつ、参加や会話の公開はコントロールしたいスペースを運営する組織リーダーやコミュニティマネージャーです。
管理者の対応
この機能に管理者向けの設定(admin control)はありません。 管理コンソールでの有効化やポリシー設定は不要です。
設定の変更は、各スペースの オーナーまたはマネージャー が行います。既存スペースの設定画面からアクセスレベルを「Discoverable」に変更できます。具体的な手順は、Google公式ヘルプセンターの「スペースのアクセスレベルを変更する」ガイドで確認できます。
使い方の注意点
利用にあたっては、現時点での制約をおさえておくと安心です。
- アクセスタイプの設定は 現時点ではスペースの設定画面でのみ 利用できます。スペースの 作成フロー にこの選択肢が加わるのは今後の対応予定です。
- API・モバイルアプリへの対応は、今後1か月以内に追従予定 とされています。発表時点ではまず設定画面から使える形での提供です。
- 詳細設定(Advanced settings)では、Discoverableスペースへのアクセスに 複数のユーザーグループを組み合わせる ことも可能です。
提供スケジュール
提供開始は 2026年6月15日 です。Rapid ReleaseとScheduled Releaseの両ドメインで段階的に展開され、機能が表示されるまで 最大15日 かかる場合があります。
参考リンク:
本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。