Google Calendar: セカンダリカレンダー管理のCalendar APIが正式リリース
セカンダリカレンダーのオーナーシップをプログラムで移行できるTransfer APIと、組織所有カレンダーを絞り込むOrganization filterがCalendar APIに追加されました。
予告通りにリリース
2026年3月に「6月提供予定」と発表されていたCalendar APIの新機能が、正式にリリースされました。セカンダリカレンダーの管理をプログラムで行えるようになる2つの機能です。
Transfer APIとOrganization filterの2機能が追加されます。それぞれロールアウト時期が異なります。
Transfer API — オーナーシップのプログラム移行
セカンダリカレンダーのオーナーシップを、APIから移行できるようになります。
これまで管理コンソールで行っていた操作をAPIで再現できるようになります。加えて、個別のカレンダーを指定して移行できるため、管理コンソールよりも柔軟な運用が可能です。
特徴:
- 移行元・移行先のユーザー間でメール送信や確認は不要
- 管理者権限で実行
- 同一組織内への移行のみ対応
ロールアウト: 2026年6月18日から段階的展開(最大15日間)
退職者のアカウント削除前にセカンダリカレンダーを一括処理したい場合、このAPIをスクリプトに組み込むことで対応できます。
Organization filter — 組織所有カレンダーの絞り込み
CalendarList:list APIメソッドに、組織が所有するカレンダーだけを抽出するフィルターオプションが追加されます。
これにより、管理者が組織所有のセカンダリカレンダーをプログラムで監視・一覧取得できるようになります。Transfer APIと組み合わせることで、孤立カレンダーの棚卸しから移行まで自動化できます。
ロールアウト: 2026年7月6日から段階的展開(最大15日間)
対象エディションと注意点
すべてのGoogle Workspace顧客が対象です。特別な管理者設定は不要です。
まとめ
Transfer API(6月18日~)はセカンダリカレンダーのオーナーシップをプログラムから移行できます。退職者処理の自動化に活用できます。Organization filter(7月6日~)は組織所有カレンダーをAPIで一覧取得できます。棚卸しや移行処理のトリガーとして使えます。
2026年10月5日にはWorkspaceアカウントでオーナー削除時にカレンダーも削除される変更が本格適用されます。この期限前にこれらのAPIを活用しておきましょう。
参考リンク:
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本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。